誕生日にトリカブトの花を贈ったり、誕生日プレゼントにトリカブトの花を添えようと考えているなら、「トリカブトの花言葉」を知った上で花を贈るべきです。情報サイト誕プレの調べによると、トリカブトの花言葉は5語あります。花言葉は花の色や品種などによって異なる場合があるので注意が必要です。このページでは、トリカブトの花言葉以外にも、トリカブトの花について詳しい情報を掲載しています。つまり、トリカブトの花の色や花の品種、トリカブトの英語での呼び方や名前の由来などが詳しく書かれているのです。情報サイト誕プレでは、「トリカブトの花言葉」の他にもあなたが知りたい花の花言葉を調べることができます。
トリカブトの花言葉
トリカブトの花言葉は5種類あります。詳しい内容を見ていきましょう。
トリカブトの花言葉は、悲しい意味が多くあります。
【1】トリカブトの花言葉 | 騎士道 |
【2】トリカブトの花言葉 | 栄光 |
【3】トリカブトの花言葉 | 復讐 |
【4】トリカブトの花言葉 | 厭世家 |
【5】トリカブトの花言葉 | 人間嫌い |
トリカブトの花言葉は、「騎士道」「栄光」「復讐」「厭世家」「人間嫌い」です。
花が兜に似ていることから「騎士道」「栄光」の意味ですが、修道士の帽子にも似ているとされ、世の中や人生を価値の無いものと考える、「厭世家」「人間嫌い」の意味だったり、強力な毒性があることから「復讐」です。
悲しい意味が多くあり、また毒が強力で危険なので贈らないほうが良いです。
トリカブト以外の花言葉を調べたい場合
トリカブトの花言葉があなたの希望する意味ではない場合、以下のリンクからトリカブトの花言葉以外の花言葉を調べることができます。
トリカブトという植物について
トリカブトという植物は、どんな植物なのか、どんな花を咲かせるのかなどを詳しく解説致します。
トリカブト属という生物分類に属しているトリカブト
トリカブトはキンポウゲ科の植物で、兜のような個性的な形の花を咲かせます。
トリカブトの説明となると植物の特徴より含んでいる物質の話がどうしても避けられません。
聞いたことがある方もいるかも知れませんが、トリカブトは有名な毒性植物で、ドクウヅキ、ドクゼリと共に日本三大有毒植物とされています。
側根の毒を附子(ふし)と呼び、これが毒で顔がおかしくなることにより、不細工を表すブスの語源になったとされています。側根が鎮痛剤などの、漢方に使われることもあります。
毒性は少量で即効性があり、1g以内で致死量、1分もかからず嘔吐や呼吸困難を引き起こし死に至ります。
ヨーロッパなどでもかつて戦争で矢に塗られていたこともありました。
そんなトリカブトですが、日本でもトリカブトの猛毒さを知られるきっかけになった事件があります。
1986年に起きたトリカブト保険金殺人事件です。神谷力という人物が3人の妻に、毒の効き目が早いトリカブトと、効き目の遅いフグの毒を混ぜあわせて巧妙に殺害し、保険金を得たという事件でトリカブトの認知度は一気に広がりました。
また1999年、埼玉県本庄市で起きた保険金殺人事件でもあんぱんに致死量以上のトリカブトを混入し、殺害した事件もありました。
トリカブトに含まれている毒性物質、アコニチンには解毒剤が現在もありません。そして、トリカブトは、国内でも北海道~中部地方の平地や高山を主に生息しています。
山菜として使われる、同じキンポウゲ科に属するニリンソウ、お餅に使われるよもぎ、しどけという植物はトリカブトと似ているため、区別がしにくく、誤食して亡くなってしまう事件も起こっています。
トリカブトとニリンソウの見分け方は、ニリンソウの白い花かトリカブトの紫の花かで見分けることが出来ます。
トリカブトとよもぎは、よもぎには香りがあり、トリカブトには光沢があります。
トリカブトとしどけは、しどけは、円錐状に白い花が咲くのでそれで見分けます。
蜜にも毒があるので子供も注意したいところです。もし、山菜を採る際は必ず、花を見るようにすれば大丈夫でしょう。見る分には個性的な、美しい花です。
誕生日の花としてのトリカブト
トリカブトは、以下の月日の誕生日の花です。そのため、以下の月日の誕生日の人に、花言葉を添えてトリカブトの花をプレゼントすることは良いことです。
しかし、トリカブト以外で同じ月日の誕生月の花や誕生日の花をお探しの場合は、以下のリンクからその月日のトリカブト以外の誕生花を調べてください。
トリカブトの英語と名前の由来
トリカブトの英語とその英語の由来、またトリカブトの和名とその和名の由来をご紹介致します。
トリカブトは英語でMonkshood。その言葉の由来とは?
西洋ではトリカブトの花の見た目が、僧侶、修道士の(monk)フード(shood)に見えることから、monkshoodと呼びます。
トリカブトの和名は、鳥兜(とりかぶと)。その言葉の由来とは?
花の形が、雅楽の衣装に使われる、鳥兜に似ている、もしくは鶏のトサカに似ていることから鳥兜(とりかぶと)となりました。
トリカブトの種類について
トリカブトの中で、有名な品種は以下の通りです。
ハナトリカブト
他のトリカブトより花が大きいため、ハナトリカブトと呼ばれています。中国原産なので雲南トリカブトや唐鳥兜(からとりかぶと)とも。
オクトリカブト
このトリカブトを十勝アイヌの民族は、トウガラシと調合させたものを毒矢に使いました。本州北部~北海道にかけて見られます。
ミヤマトリカブト
葉が5つに分かれ、その葉が切れ込んでいるのが特徴です。
ホソバトリカブト
こちらも葉に切れ込みがあります。本州中部、長野県の山間部に生息していることが多いです。
タンナトリカブト
近畿地方から九州、朝鮮半島に生息しています。
ハクサントリカブト
石川県と岐阜県に連なる白山に見られる事が多いトリカブトです。
山トリカブト
山に生息することが多いトリカブトのため、この名前になりました。一般的にトリカブトはこれを表すことが多いです。
オオサワトリカブト
「大沢くずれ」と言われる富士山の近く大沢川により出来た浸食谷。その地に見られる種なのでこう呼ばれるようになりました。
エゾトリカブト
北海道に見られることから蝦夷の名がついたトリカブトで、トリカブトの中でも強力な毒を持っています。開花時期は7月~10月頃です。
トリカブトの花の色や形や開花時期
紫色の兜や被り物のような形に見える部分は、萼で中にある筒のようなものが花です。
トリカブトの概要
名称 | トリカブト |
学名 | Aconitum |
和名 | 鳥兜(とりかぶと) |
その他の名前 | 兜菊(かぶとぎく) |
科名 | キンポウゲ科 |
属名 | トリカブト属 |
分類 | 草花 |
原産地 | 北半球の温帯~亜寒帯地域 |
丈(高さ) | 20cm~150cm |
夏 | やや弱い |
冬 | 強い |
栽培難易度 | 中級者向け |
開花時期 | 7月~10月 |
※このトリカブトの花言葉のページは「情報サイト誕プレ調べ」による内容のものです。