ドンペリゴールドは誕生日に飲みたい最高のシャンパン

誕生日のお祝いに、値段は気にせず最高のシャンパンを開けたい。そんな風に考える人もいるでしょう。

しかし、最高のシャンパンとは何だろう？と、ふと思うはず。「知名度ならドンペリだけど、金額だとどの銘柄だろう」と悩むかもしれません。

そんな時に、オススメしたいのが、ドンペリニョンの銘柄の1つ、通称ドンペリゴールド。聞いた事はあるかもしれませんが、お目にかかったことがない人も多い最高のシャンパンなのです。

ドンペリの中でも最高品質の銘柄は、ドンペリゴールド

ドンペリゴールドは、ドンペリを生産しているフランスと日本以外では、ほとんど流通していないとても希少なシャンパンです。その珍しさから、幻のシャンパーニュと言われることもあるほど。

一般によく知られているドンペリニョンは、1段階目の熟成だけの白(キュヴェ)で、その熟成期間は7年ほどですが、ドンペリゴールドは、3段階目までの熟成をさせており、熟成期間は20年と長期にわたります。

ちなみに、2006年頃までは、一流のレストランやホテルなどしか仕入れることができない銘柄でしたが、インターネットによる通販が盛んになったため、現在では一般人でも買うことができるようになりました。

ドンペリゴールドの正式な表記は、「Dom Perignon Reserve de L`Abbaye Vintage」と記載し、ドン・ペリニョン・レゼルヴ・ド・ラベイと読みます。

見ての通り、日本人泣かせの覚えにくい名称なので、一般的にはドンペリゴールドと呼ぶ場合がほとんどです。

ドンペリゴールドの特徴は、ラベルやネックラベルの色が黄金色である点です。そして、中身の液体の色も金色なので、ドンペリゴールドと呼ばれるようになりました。

ドンペリを見たことがない人であれば、その違いに気付かないのも当然ですが、ドンペリを見慣れた人であれば、すぐにこのドンペリは普通と違うと気付く程、見た目の違いがあります。

ドンペリゴールドをシャンパングラスに注ぐと、透き通った黄金色の泡が立ちのぼります。そして、柑橘系の熟成された複雑な香りを楽しむことができます。

私自身、何度もドンペリゴールドを飲んだことがありますが、味は非常に爽やかです。シャンパン特有の喉にくる炭酸もあまり感じないため、お酒が弱い人でもグイグイと飲めてしまう程です。

ドンペリ白、ドンペリロゼ、ドンペリ黒(エノテーク)と比べると、味のレベルが全然違います。本当に飲みやすく、美味しいお酒なので味に限って言えばオススメです。

ドンペリゴールドと聞いて、気になることと言えば、何と言っても価格でしょう。もちろん、最高級だけあって、値段も格別。

ドンペリゴールドは輸入酒なので、基本的に為替相場の影響を受けます。ユーロに対して、円高であれば日本での販売価格は下がり、円安であれば日本での販売価格は上がります。※現在の為替相場ではなく、現在よりも数ヶ月前(輸入時)の為替相場の影響を受けます。

ドンペリゴールドの年代によっても値段は変わるのですが、基本的に1本13万円~15万円程度だと思っておいた方が良いです。掘り出し物のドンペリゴールドで11万円~12万円程度、流通量が少ないと16万円~18万円程度の金額になります。

もちろん、700mlでの金額なので、グラス1杯180mlだとすると、グラス1杯3万円程度ということになります。

※日本のホストクラブでは、30万円~80万円程します。サービス料と消費税を足した40%程のTAXが別途かかります。

大好きな彼氏や彼女のために、最高品質のシャンパンで誕生日を祝いたい。そう思う人もいるでしょう。

そんな時、品質が分からないから、値段の高いドンペリプラチナなどのヴィンテージ物を選ぼうとしてしまうことがあります。

しかし、品質重視であれば、ドンペリゴールドが絶対にオススメ。

確かに、誕生日のお祝いをする相手の生まれた年の年代物のシャンパンであれば別ですが、最高品質と言えば、ドンペリゴールド1択です。それ程、格が違います。

※ちなみに、ドンペリゴールドには全てのボトルにシリアルナンバーが入っています。シリアルナンバーは、木箱に同梱されているパンフレットに金色で印字されています。この事からも、特別感が伝わります。

ドンペリゴールドには、ドンペリゴールド専用の木箱が付いています。ちゃっちい木箱ではなく、重厚で存在感のある木箱。

空き瓶と共に室内に飾れば、インテリアにもなるレベルです。

ちなみに、私はドンペリゴールドの木箱を小物入れとして使っています。指輪やネックレスや腕時計を入れる箱として、ちょうど良い大きさなので、重宝すること間違いなしです。