誕生日体験談その8。8話目の体験談は、女性みっちゃん(仮名)の誕生日に関する体験談です。
情報サイト誕プレでは、誕生日プレゼントに関する体験談を様々な人にお聞きし、その体験談を掲載しています。この体験談が、皆さんの誕生日プレゼントの選び方のヒントになれば良いと思っています。
以下の内容は、2005年、みっちゃんが25歳の時のお話です。
3年分の値段の誕生日プレゼントが意味することとは?
当時、5年付き合っている彼とは誕生日にプレゼントを贈り合っていました。
周りのカップルと違うのは、私たちはプレゼントの値段をお互いいくらまでか決めて、その金額の中で買えるものを自分で探すということです。
彼は、自分の欲しいものじゃなければ、誕生日にプレゼントしてもらっても、正直うれしくはないと付き合い始めから言っていたので、私たちの毎年の誕生日プレゼントは自分で決めるようになったのです。
私は、プレゼントというのは相手のことを考えて、似合いそうな物や使ってほしい物を考えて、喜んでもらえるものを選ぶものだと思っていました。自分で自分の誕生日プレゼントを決めることに少し抵抗がありましたが、私が選んで喜んでもらえないなら仕方ないと彼に合わせていました。
そして付き合って5年目の誕生日のプレゼントの話になった時、いつも2~3万円ほどの誕生日プレゼントの予算だったのが、その年は「10万円でいいよ」と彼が言ったのです。
つまり、私が前から欲しがっていたダイヤのネックレスを買ってくれるというのです。有名ブランドのもので、高くて買えないので憧れていつもショーケースから見ているだけのものでした。
彼になぜ10万円なのかという理由を聞くと、その10万円というのは3年分の前払いという意味で、来年と再来年は誕生日プレゼントがないという意味でした。
私はその理由を聞いた時、彼が3年先も私と一緒にいることを当たり前のように想定してくれていることが分かり、とても嬉しかったです。
それから3年後に、私は彼と結婚しました。
今はお小遣い制なので、高価なプレゼントはしてもらえませんが、その時に買ってもらった誕生日プレゼントのネックレスは、今でも一番の宝物です。
みっちゃんの体験談について
一般的に、誕生日プレゼントは相手のことを考えて、その人に合ったものをプレゼントするものです。しかし、その一般的なプレゼントの仕方では、好みでないものをもらった場合、嬉しくありません。
逆に、誕生日に何が欲しいか聞いて、その欲しいものを誕生日にプレゼントする場合、確かに欲しい物をもらえますが、心がこもっていないと感じる人もいます。
結局は人それぞれの考え方です。
彼氏や彼女など、親しい関係の場合、みっちゃんのように誕生日のプレゼントについて事前に話し合うのも1つの方法でしょう。誕生日プレゼントをもらうサプライズ感はゼロですが、本当に相手が欲しいものをプレゼントすることができます。
みっちゃんのようなプレゼントの贈り方をして、誕生日のデートは祝ってあげる側が演出するという方法もありかもしれません。彼氏や彼女がいる人は、こんな祝い方もあるのだと、話し合ってみても良いでしょう。
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