プレゼント

本をプレゼントする場合

本屋さんに行くと本当にたくさんの本が並んでいて、どの本にしようかと迷ってしまうほどですね!最近は電子書籍も普及して、いつでもどこでも簡単に本を読むことができるようになりました。本をプレゼントする時、相手のおかれている現実や心境を察して贈る気配りが、喜んでもらえる本のプレゼントになるのではないでしょうか?

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恋愛中の人に贈りたい本

恋愛は駆け引きでもあります。恋愛系の本を深く読むとその中には、恋をする上で、どのように行動したらよいのか、どのような言葉を使えば気持ちをより効果的に伝えられるのか等といった沢山のヒントを得ることができます。例えば、今夜は飲み会と言っていた彼、でも恋するあなたは一日の終わりに彼の声、聞きたいですよね? ダイレクトに「飲み会が終わったら電話してね」と言うと、飲んだ後でも彼女に電話しなければならないという束縛的な感じを与えてしまうかもしれません。そんな時は、有名な歌人、俵万智さんの「サラダ記念日」の一編「真夜中に吾を思い出す人のあることの幸せ受話器をとりぬ」このワンフレーズのみをメールしておきましょう。理解力のある彼ならば、あなたの気持ちを察して、必ず電話をかけてくれるでしょう。本は、恋愛の仕方の先生でもあります。たくさんの本を読んで恋の勝者になって頂きたいと思います。

病気の時に贈る本

病気の程度や期間にもよりますが、入院中の人に本をプレゼントする場合、若い人であれば、退屈しのぎに軽い内容のファッション雑誌やコミック誌などが喜ばれるかもしれません。内科的な病気で長期入院中という人に本をプレゼントする場合は、病気で気持ちがネガティブになっている人が多いでしょうから、内容が暗いものは避けた方が良いかもしれませんね。本人の好きな趣味の本や退院したら行こうと思うような観光ガイドブック等は、気持ちが前向きになる無難な本かもしれません。ベストセラーになった「置かれた場所で咲きなさい」という本も、療養中という長い時間があるからこそ、今までの自分を振り返りながら読んでポジティブ思考になる元気の出る一冊かもしれませんね。贈られる人の病状を考慮した本を選んで、早く元気になって頂きましょう。

ペットに関する贈りたい本

現代社会において、ペットは大切な家族の一員と言うのが常識となっています。ペットに関する本は沢山発売されていますが、大切なペットを亡くして悲しみに打ちひしがれている人にプレゼントする一冊としてお勧めしたいのは、江國香織の「デューク」です。電車の中でも数分で読める短編小説ですが、読み終えた時に涙の中にも明日への希望を感じる最高傑作ではないかと思います。また盲導犬に興味を持っていらっしゃる方でしたら、「盲導犬クイールの一生」を贈ってみてはいかがでしょうか? 一匹の仔犬が盲導犬になり、その一生を終えるまでのストーリーが、一匹の犬とそれに関わる様々な人間模様を交えながら物語として書かれている実話です。フィクションでもノンフィクションでもペットを題材にした本は、一応に感動作が多いものです。ペットも私達となんら変わりない尊い命であることを教えてくれると思います。

参考になりましたでしょうか?本は文章と言う案内人が、時には夢や希望を与えてくれたり、また時には現実社会の厳しさの中を生き抜く知恵を与えてくれたり、そしてまた束の間の癒しの時間をくれるのも本の持つ力ではないでしょうか?あなたのセンスを生かして、贈る相手に喜んでもらえる一冊をプレゼントして下さいね。