見に付けるブランド物のなかで、こだわりたいものと言えば財布でしょう。
1度買ったら暫く使う財布。そんな財布を女性にプレゼントする時にオススメしたいブランド長財布をご紹介します。
ターゲットの女性は20代~40代前半。オーソドックスではなく、少し春っぽさも表現した長財布をご覧ください。財布の日(3月12日)にピッタリのブランド長財布ばかりです。
【COACH(コーチ)】フローラルプリント 長財布
コーチの長財布のフローラルプリントは、シーズンごとに柄が変わります。黒地に花柄より、白地に花柄の方が個人的には好きですが、好みは分かれると思うので注意が必要です。
定番ではなく限定物なので、完成度の高い企画製品といった印象。流行り廃りの影響を受けてしまうので、その年のプレゼントといった感じになるのではないでしょうか。
他のブランド品に比べると、肉厚でモッサリ感はありますが、 リーズナブルな価格で品質も良く、適度にトレンド感もあり、使い勝手も良く実用的だと思います。
逆に、長く使って欲しいのであれば、シグネチャーのような定番のロゴ柄や無地を選べば、流行り廃りはあまりなく、長く愛用していただけます。
【Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)】長財布 ジッピーウォレット 長財布
ヴィトンの財布と言えば高価ですが、高価なりにやはり大変人気があります。気持ちのバロメーターと言いますか、ブランド品にうるさい女性でもヴィトンならOKといった感じ。
パテントレザーの長財布はとても華やかで、好き嫌いの傾向は強いですが、好きな人は一目惚れ間違い無しの代物。特に、ローズアンディアン(M90154)は、可愛くて人気が集中しやすい長財布です。
既にヴィトンをいくつか持っている人や、若い女性へのプレゼントとして最適です。
また、定番のモノグラム柄の茶系の配色は、年齢を重ねるにつれ好きになってくる色味です。
昔はブランド物なんて、と言っていたようなアンチブランド品の女性も、ある程度の年齢になると、 モノグラムのようなタイプには弱くなり、欲しくなってしまうケースが多いです。
本当に大切な女性への特別なプレゼントとして贈ってあげてください。
【GUCCI(グッチ)】ラウンドファスナー長財布 GG BLOOMS
グッチの長財布と言えば、定番のGG柄が特徴です。しかし、そのGG柄が地味、という気持ちの時には、スペシャルエディションのGG BLOOMSがおすすめ。
ブランド物のフラワープリントなんて…と思いがちですが、たくさん見ていると、こういう物の方が新鮮に見えてくるのが不思議です。何個もブランド物を持っている女性へプレゼントすると良いでしょう。
※グッチの長財布も、かつてはファスナー使いはカジュアルなものでした。しかし、今ではほとんどこのラウンドファスナーが主流とも言えるデザインになり、使い勝手が良い財布になっています。
【CHANEL(シャネル)】キャビアスキン CCマーク オーガナイザー ラウンドファスナー長財布
シャネルらしさが光る、CCマークがバッチリ入ったキャビアスキン。
黒くて使いやすい形のうえに、シャネルと一目で分かる上品でエレガントな長財布。これぞブランド物の長財布だとハッキリ分かる財布なので、プレゼント受けする財布だと思います。
一般的に、より女性らしい感性の方に好まれるようですが、仕事をしている女性にも好まれます。じっと見ていると、ザワザワと女心をつかむ何かを感じさせる作りには流石の一言。
「こんな高価な物プレゼントできるか!」という声が聞こえてきそうですが、全くその通りで、本当に勝負って感じの時のみにプレゼントするべきです。
【BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)】イントレチャート長財布
独特の高級感を放つボッテガヴェネタは、安価な類似品が多数出回ってもブランドとしての地位を確立しています。
財布は、常に身につけて持つ物のため、ボッテガは女性より大人の男性に好まれる財布。
爽やかなピンクやホワイトなどの目を引く色の長財布もありますが、ボッテガと言えば、従来のイメージ通り地味な黒やダークブラウンがおすすめです。
ブランド好きな人には、ルイヴィトンのようなブランド物全開といった感じの物が好きな人と、ボッテガヴェネタのように実はブランド物といった物が好きな人と、二通りの人がいるように思えます。
プレゼントを贈る場合は、ブランド物だとすぐ分かるものを好んでいるから、ブランド物だと一見して分からない物を好んでいるかをチェックし、後者であればメッシュがたまらないボッテガの長財布をプレゼントするべきです。
ちなみにボッテガには、さわやかなピンクやホワイトなどの明るい色の素材もあるので、レディース向けであれば明るめの色にした方が良いでしょう。
【Prima Classe(プリマクラッセ)】長財布(地図柄)
裁断する生地の取り方によって地図の出方が変わり、希望する柄がなかなか手に入りにくいという、魅力あるプリマクラッセ。
自分の出身国のプリントが製品に現れている物を、探して入手する楽しみがありますが、なぜか日本人より、外国の方に好まれる財布のようです。
最初はこの地図柄が地味に思える人が多いのですが、年を重ねるとだんだん良く見えてきます。長く使い込むと、本体素材がアメ色になってくる良さのあるブランドです。
基本的にアンティーク調の商品が苦手、という感じの若い人には、爽やかなアイボリーホワイトラインがおすすめ。少し変わっているけどオシャレな財布として、センスあるプレゼントになるでしょう。
ブランド物を取り扱う仕事をしていた50歳の筆者について
以前勤務していたアルバイト先で、多種類の海外プランド商品を見て触る機会がありました。
新品のブランド品ではないですが、中古や新古品を取り扱っており、その特性上、検品やサイズの計測、撮影があり、同時に発送する業務もあったため、 写真で見るブランド品とのイメージと実際に売れる物との違いを実感する毎日でした。
アルバイトと言えど、真面目に働いていたため、必然的にブランド品に詳しくなりました。
世間体としては、扱う商品は当然新品の方が良いに決まっています。ただ、新品だと取り扱いブランドが限られたり、そうした物は袋や箱に入っていて中がどのような物なのか見ることができない場合が多いです。
中古品だからこそ、見たり触ったり、身近に売れ方を感じることができ、私自身の女性としての考えを踏まえてブランド長財布をご紹介しました。