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【誕生日体験談79】弟のような後輩への誕生日プレゼント

誕生日の体験談

誕生日体験談その79。79話目の体験談は、男性、ポップコーンさん(ペンネーム)の体験談です。

情報サイト誕プレでは、誕生日や誕生日プレゼントに関する体験談を様々な人にお聞きし、その体験談を掲載しています。この体験談が、皆さんの誕生日の祝い方や誕生日プレゼントの選び方のヒントになれば良いと思っています。

この体験談は、男性、ポップコーンさんが19歳の時のお話です。

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弟のような後輩への誕生日プレゼント

当時フレンチレストランで働いていた私は、そのレストランで働き始めて3年目ということもあり、アルバイトリーダーを任されていました。主な仕事は新人が入ってきたら館内の案内をする、基本的なモノの位置を教える、研修をするなど簡単なことです。

一番大きなミッションは、新人と仲良くなること。
これは社員の大人がなかなかできないことです。フレンチレストランはマニュアルも厳しいですし、接客も求められることが多いので、厳しくせざるを得ないという理由から、やめてしまう人が多いからです。なので、早期に相談できる仲のいい仲間を作ることと、アメとムチの仕組みが必要と考えたレストラン側の作戦でした。

その後輩が入ってきたときも私が研修担当をしました。その後輩は私の1つ下なのですが、センスがとても良く、見た目も良いのですぐになんでもできるようになっていきました。
教える事の楽しさは、教えた対象が教えたことをできるようになることだと教えてくれたのはこの後輩でした。私は自分の持っている知識や経験を余すことなく全て伝え後輩指導に熱を入れていました。


そして毎日のように、アルバイトを終えたあと、駅前のコンビニで飲み物と食べ物を買い終電まで振り返りをするというのが私たちの日課でした。あっという間に時間が過ぎてしまうので、その振り返りは翌日になったり、休日になったりとどんどん仲が良くなり、気づけば1週間毎日会っている週もあったほどです。
プライベートでも仲がいいバイト仲間は今までいませんでしたし、信頼できる人間なのでいつの間にか後輩というよりは弟のように可愛がっていました。

そして、知り合って1年少したったころ、後輩の誕生日が近い事を知りました。なにか誕生日プレゼントを贈りたいなと思ったとき、あるエピソードを思い出しました。

以前、後輩がバイトでおおきい失敗をした際に私がフォローし、感謝されたことがありました。その時に「自分が一人前になったと認めてくれたら教えてください。」言われたことです。これだ!と思い、プレゼントに変えることにしたのです。
レストランで働いていたので、実用性の高いワインオープナーと、「お前はもう一人前のギャルソンだ!!!」と書いた色紙をプレゼントしました。

とても喜んでくれて、色紙は今でも部屋に飾ってくれているみたいです。

ポップコーンさんの体験談について

後輩や年下の誕生日をお祝いする機会は、年を重ねるごとに増えていくと思います。そんな時に、物はもちろん嬉しいと思いますが、「認める」を言葉にしてプレゼントすることは思っている以上に嬉しいことで喜ばれるのですね!

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