誕生日体験談その80。80話目の体験談は、15歳の女の子アイリさん(仮名)の体験談です。
情報サイト誕プレでは、誕生日や誕生日プレゼントに関する体験談を様々な人にお聞きし、その体験談を掲載しています。この体験談が、皆さんの誕生日の祝い方や誕生日プレゼントの選び方のヒントになれば良いと思っています。
これは、15歳の女の子アイリさん(仮名)の体験談です。
最後にホッとした、家族からの15歳の誕生日プレゼント
私は先月15歳になりました。今から話すのは、その誕生日のプレゼントの話です。
私達家族は、毎年家族の誰かの誕生日の日には、夕飯の後ケーキを食べてお祝いすることにしています。プレゼントもケーキも、誕生日の人が前から欲しい物を母に伝えて買ってもらい、それをその誕生日の日に受け取れるようにしています。
今年私は、近所の雑貨屋さんで見つけたミッキーの形をしたネックレスと、苺のケーキをリクエストしました。
いつものように夕飯の後ケーキを食べ、プレゼントをもらう時が来ました。ラッピングされた箱は、ネックレスを入れるには大きくて、「あれ?お母さん、間違えたかな?」と思いました。不思議になって「これがプレゼント?」と聞き返すと「そうだよ。まあ、開けてごらんよ。」と姉が笑って答えました。
それで開けてみると、中には別の箱が。「何だ、そういうことか」と思って次を開けるとまた別の箱。不思議がる私の顔を見て姉はひたすら笑うのです。一方、父と母は真面目な顔をしているので、ちょっと不安になってしまいました。最後のテストが悪かったのを思い出し、「もしかして、プレゼントって箱だけだったりしないよね。」と、後は夢中で開けました。6つ目の箱を開けた後、やっと別の包みがあったので、それを開けると、ようやく欲しかったネックレスを発見することができました。
ホッとして喜んだ私を見て、やっと父と母も笑ってくれたので、最後はみんなで大笑いしました。
途中で姉にからかわれていたんだと思うと、ちょっと腹立たしくもありましたが、きっとあれを考え出したのは姉でしょう。あんなにたくさん箱を作るのも大変だったでしょうから、まあいいということにしておきます。今度は別の方法で姉に仕返しをしようと決めた日でした。
アイリさんの体験談について
アイリさんの体験談からは、毎年同じ方法でお祝いするという習慣に一種のサプライズ効果をプラスすることで、マンネリを避けられるということを気づかせてくれます。
今回のエピソードはお姉さんのアイディアだったそうで、あまりいい気分はしなかったということでしたが、とても親しい家族なら一種の冗談として通用するかもしれませんね。また、最後に絶対喜ぶと確信できるものを隠しているなら、やり方によっては逆に喜びを倍増させることができる可能性もありますよ。
プレゼントの渡し方の1つのヒントとして、活用してみてはいかがでしょうか。
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