誕生日に桜の花を贈ったり、誕生日プレゼントに桜の花を添えようと考えているなら、「桜の花言葉」を知った上で花を贈るべきです。情報サイト誕プレの調べによると、桜の花言葉は8語あります。花言葉は花の色や品種などによって異なる場合があるので注意が必要です。このページでは、桜の花言葉以外にも、桜の花について詳しい情報を掲載しています。つまり、桜の花の色や花の品種、桜の英語での呼び方や名前の由来などが詳しく書かれているのです。情報サイト誕プレでは、「桜の花言葉」の他にもあなたが知りたい花の花言葉を調べることができます。
桜の花言葉
桜の花言葉は、全部で8種類あります。花の色や桜の種類によって花言葉が違いますので、注意しましょう。
【1】桜の花言葉 | 心の美しさ |
【2】桜の花言葉 | 精神美 |
【3】山桜の花言葉 | あなたに微笑む |
【4】冬桜の花言葉 | 冷静 |
【5】寒桜の花言葉 | 気まぐれ |
【6】緋寒桜の花言葉 | あでやかな美人 |
【7】陽光桜の花言葉 | 優雅 |
【8】鬱金桜の花言葉 | 優れた美人 |
花の色に関係ない桜の花言葉
桜の花の種類はたくさんありますが、桜の花の色や種類に関係がない桜の花言葉は、「心の美しさ」と「精神美」です。
「精神美」という言葉の意味が分からない人のために、補足しますが、精神美とは簡単に説明すると「汚れていない心」というニュアンスの意味です。
即ち、桜の花言葉とは、心が澄んでいる性格が良い人に贈ると良い花言葉なのです。
これらの花言葉は、桜の花の美しさが由来となり生まれたという理由もありますが、実は違う理由もあります。その理由とは、アメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントンが桜の木を折り、その事を父に隠さず正直に伝えたという逸話から心に関係した花言葉になりました。
このような花言葉の由来を鑑みると、男女問わず、正直者の人達に贈っても良い花言葉だと言えるでしょう。
山桜の花言葉
山桜とは、最も有名な桜の原種です。よく「桜と言えば吉野山の桜」と言いますが、本来はこの山桜のことを指しており、古くから愛されてきた桜が山桜です。要するに山桜とは、天然の桜を差し、人の手で交配をさせてないものを指します。
そんな山桜(ヤマザクラ)の花言葉は、「あなたに微笑む」です。
ちょっぴり意味深な意味の言葉ですが、単純に好意を寄せている異性に贈るのに適した花言葉だと思っていただいて問題ありません。
※参考までに、人の手で交配させたり品種改良した桜のことを里桜(サトザクラ)と言います。桜は大きく分けると、山桜と里桜に分類することができるのです。
冬桜の花言葉(十月桜の花言葉)
主に11月~12月の冬の時期と、春の時期に2回開花する桜を冬桜(フユザクラ)と言います。花の色は白色や薄いピンクなどの淡い色。一重咲きで、花びらの枚数は5枚です。
対して、十月桜は10月下旬頃から開花し、八重咲きで花びらの枚数も10枚以上(少ない場合で5枚)になります。
冬桜という冬に咲く桜の総称があり、十月桜は冬桜の一種だという認識で問題ありません。
そんな、冬桜(フユザクラ)の花言葉は「冷静」です。
寒い時期に咲く花なので、その寒さを表現したかのような花言葉になっています。「冷静」という花言葉を贈るなら、「いつも冷静に仕事をこなしてくれてありがとう」などのように、冷静な点を褒めた上で贈ると良いでしょう。
寒桜(カンザクラ)
寒桜は、寒い時期(1月~3月)に咲く桜で、花はピンク色の一重咲きです。寒桜の一種には、後述の河津桜(カワヅザクラ)も含まれます。
寒桜の花言葉は「気まぐれ」。
「気まぐれ」という花言葉は、良い意味の花言葉ではなく、人に贈る花言葉としては微妙です。人に贈る場合は、注意した方が良いでしょう。
寒緋桜(カンヒザクラ)の花言葉(別名:緋寒桜)
非常に紛らわしいのですが、寒緋桜(カンヒザクラ)も緋寒桜(ヒカンザクラ)も同じ桜です。
実は、彼岸桜(ヒガンザクラ)という種があり、緋寒桜では読み方がほぼ同じで混同される恐れがあるため、寒緋桜という名称に統一しました。しかし、寒緋桜も緋寒桜も関係なく認知されてしまい、現代では寒緋桜とも緋寒桜とも呼ぶようになってしまいました。
寒緋桜は、暖かい地域でよく見られる桜の一種で、開花時期は3月。濃い目の花びらが特徴です。
そんな寒緋桜(緋寒桜)の花言葉は「あでやかな美人」。
花姿が桜の中でも特にキレイなので付いた花言葉です。寒緋桜の花のように、和風で上品な女性に贈ると良い花言葉だと思います。
陽光桜(ヨウコウザクラ)の花言葉
陽光桜は、ソメイヨシノの一種のアマギヨシノ(天城吉野)と寒緋桜(カンヒザクラ)を交配させて作った桜で、開花時期が少し早く、3月に満開になります。
陽光桜には桜の豆知識として役立ちそうな話があるのですが、実は、伯方の塩の初代社長の高岡正明さんが作った桜の品種。世界の平和のシンボルにしたいという想いが込められているそうです。
そんな陽光桜の花言葉は、「優雅」。
濃いピンク色の花の色が優雅で美しく、花言葉も褒め言葉なので、陽光桜の花見をして花言葉を贈ると良いでしょう。
鬱金桜(ウコンザクラ)の花言葉(別名:美人桜)
鬱金の根に色が似ているため名付けられた鬱金桜(ウコンザクラ)は、4月半ば頃に花が咲き、花の色は薄い緑色をしていて、後述の御衣黄(ギョウイコウ)に似ていますが、御衣黄よりはやや黄色っぽい感じがする品種です。
そんな鬱金桜の花言葉は、「優れた美人」。別名、美人桜と呼ばれるだけあって、別名がそのまま花言葉になってしまいました。
花のイメージにピッタリの美人の女性に贈りたい素晴らしい言葉です。
染井吉野(ソメイヨシノ)の花言葉
桜と言えばソメイヨシノを指すほど、ソメイヨシノは最も有名な品種の桜ですが、桜とは別の日の誕生花ですので、ソメイヨシノの花言葉のページをご覧ください。
枝垂れ(しだれ)桜の花言葉
しだれ桜も桜の一種ですが、枝垂れ桜の花言葉のページに詳しく記載していますので、そちらをご覧ください。
八重桜(牡丹桜)の花言葉
八重桜とは、牡丹桜(別名:里桜)の八重咲きの状態を指すのですが、八重桜については、八重桜(ヤエザクラ)の花言葉のページに詳しく記載していますので、そちらをご覧ください。
※ソメイヨシノより1週間~2週間ほど遅れて開花します。
芝桜(シバザクラ)の花言葉
芝桜も桜の一種ですが、芝桜(シバザクラ)の花言葉のページに詳しく記載していますので、そちらをご覧ください。
桜以外の花言葉を調べたい場合
桜の花言葉があなたの希望する意味ではない場合、以下のリンクから桜の花言葉以外の花言葉を調べることができます。
【桜にまつわる知識】桜の花言葉を知ってるか?
アニメ「生徒会役員共*」(2期)のオープニングテーマに、「花咲く☆最強レジェンドDays」という歌があります。
その歌詞の中に、「桜の花言葉を知ってるか」「豊かな教養・高貴・清純」
という部分があるのですが、この歌を知っている人にとってみれば、桜の花言葉が違うんじゃないかと思うことでしょう。
実は、花言葉というのは、その花言葉が誕生したきっかけによって大きく変わります。神話をモチーフしたものや、特定の地域で根付いた花言葉もあれば、花屋や特定の団体が勝手に決めた花言葉などもあります。そのため、情報源によって花言葉は違うことが多いのです。
大事なことは、数ある花言葉の中で特定の花言葉を相手に贈ること。相手が花言葉を誤解しないように、きちんと伝えることが大事なのです。
※参考までに、「豊かな教養、高貴、清純」という言葉は、このアニメのキャラクターの天草シノ、七条アリア、萩村スズのイメージを表現しているのだと思います。
桜という植物について
桜という植物は、どんな植物なのか、どんな花を咲かせるのかなどを詳しく解説致します。
スモモ属という生物分類に属している桜
桜は、日本人にとって非常に馴染み深い花で、入学や卒業などの人生の転機に欠かせない特別な花と言っても過言ではありません。
そして、桜と言えば何と言ってもお花見。全国には桜の名所がたくさんあり、それこそ小さな公園であっても数本の桜が咲いていれば、多くの日本人が花見を楽しむものです。
開花日から満開までは、関東から九州は7~9日程度。北海道や東北や北陸などの温度が低い地域は4日~5日程度なので、例年、春になると週末は花見をする人達で桜の下は賑わい、その様子はニュースとして報道されます。
しばしばスポーツのユニフォームのモチーフに桜が使われるため、日本原産で日本の花と思われがちですが、実際の原産地は東アジア(ヒマラヤ近郊)で、日本だけでなく世界的(主に北半球)に分布した植物です。誤解している人が多いため、間違えないようにしましょう。
桜は、突然変異が多い植物として知られており、しばしば花の大きさや色などが変化します。そのため、古くから品種改良が頻繁に行われ、染井吉野(ソメイヨシノ)などの品種が誕生し、現在では600品種以上の桜が存在しています。
※桜の花は、花見だけと思われがちですが、桜の盆栽や桜の花束のギフトなどが存在します。プレゼント用にもなる花なので、日本人にとってはオススメの贈答用の花だと言えるでしょう。
誕生日の花としての桜
桜は、以下の月日の誕生日の花です。そのため、以下の月日の誕生日の人に、花言葉を添えて桜の花をプレゼントすることは良いことです。
しかし、桜以外で同じ月日の誕生月の花や誕生日の花をお探しの場合は、以下のリンクからその月日の桜以外の誕生花を調べてください。
桜の英語と名前の由来
桜の英語とその英語の由来、また桜の和名とその和名の由来をご紹介致します。
桜は英語でCherry Blossom。その言葉の由来とは?
桜を英語で書くとCherry Blossomです。
桜の果実のことを、さくらんぼ(Cherry)と言うので、「さくらんぼの花」という意味で、Cherry Blossomという英名になりました。ちなみに近年では、Sakuraという名称も英語で通じるようになってきました。
※参考までに「桜の木」のことを英語で「Cherry tree」と言います。「桜の花」のことは英語で「Cherry blossoms」。「桜の花びら」のことは英語で「Cherry blossom petals」と言います。注意すべきは、桜の花が「Cherry blossoms」のように複数形になる点。桜の花は基本的に複数の花を指すので、英語では複数系にして表現します。
桜の和名は、桜(さくら)。その言葉の由来とは?
満開の桜は、1つ1つの桜が咲くことで成り立ちます。その様子を「咲くもの達」と言い、それが「咲く達」になり、達を意味する「ら」を用い、「咲くら」になり、桜(さくら)と呼ばれるようになったのが由来です。
桜の種類(品種)について
既に、有名な桜の品種や種類をご紹介しましたが、他にも有名な桜の種類(品種)があります。詳しくは以下をご覧ください。
御衣黄(ギョイコウ)
御衣黄桜は、遅咲きの品種で4月下旬頃に咲き始めます。薄い黄緑色の花が特徴。
日本では沖縄県を除く都道府県で見られますが、一見すると桜と思えないような花で、開花時には目立たないという特徴から知らない人も多い桜です。
啓翁桜(ケイオウザクラ)
啓翁桜は冬の季節の桜で、正月から好んで観賞用として使われます。鉢に植えたり、切り花として使われ、早春の花として知られている桜の一種です。
ちなみに、啓翁桜の花言葉は、桜の共通の花言葉を用います。
河津桜(カワヅサクラ)
静岡県の河津町で偶然発見された品種で、2月に開花する桜です。早春に開花するため、河津桜まつりでは河津桜の花見をするために、多くの観光客が河津町を訪れます。
ちなみに、河津桜の花言葉は、寒桜の花言葉の「きまぐれ」を用います。
桜の花の色や形や開花時期
桜と言えば、春の季節の花。日本人にとって、花見などで馴染み深い花なので、誰もが3月下旬~4月上旬の花だと認知していることでしょう。
そんな桜の花は、ご存知の通り、白色や薄いピンク色やピンク色の花をした花です。桜の色は別名、桜色とも呼ばれ、春を感じさせてくれます。
旭日章(日本の警察の紋章)が別名、桜の代紋と呼ばれるように、一般的な桜の花びらの数も5枚です。しかし、中には100枚以上の花びらも存在するので、花見の時に見つけてみるのも粋だと思います。
※桜の種類によっては、冬から春(10月頃~3月頃)の時期にかけて咲く桜もあります。
桜の概要
名称 | 桜 |
学名 | Cerasus、Prunus |
和名 | 桜(さくら) |
その他の名前 | - |
科名 | バラ科 |
属名 | サクラ属 |
分類 | 庭木、花木 |
原産地 | 東アジア |
丈(高さ) | 3m~20m程度(種による) |
夏 | 種により異なる |
冬 | 種により異なる |
栽培難易度 | やや初級者向け |
開花時期 | 3月~4月頃(冬桜などは10月頃~3月頃) |
※この桜の花言葉のページは「情報サイト誕プレ調べ」による内容のものです。