誕生日体験談その17。17話目の体験談は、女性りんごさん(仮名)の誕生日に関する体験談です。
情報サイト誕プレでは、誕生日に関する体験談を様々な人にお聞きし、その体験談を掲載しています。この体験談が、皆さんの誕生日の祝い方のヒントになれば良いと思っています。
以下の内容は、りんごさんの子供が3歳の時のお話です。
気持ちは嬉しいけれど、バースデーケーキはもう懲り懲り
我が家の子供が3歳の誕生日を迎えた日のことでした。
ちょうどその日が週末だったこともあり、自分と主人の両方の実家の両親に遊びに来るように言われていました。実家はちょうど車で1時間ほどの距離なので、朝から自分の実家へ行き、たくさん昼食をごちそうになったのです。そして両親が用意してくれていたケーキを食べて、ひとしきりお喋りに花を咲かせてから主人の実家へ向かいました。
主人の実家でもまた、食べきれないほどのご馳走を用意してくれていて、親子でお腹いっぱい食べてしまいました。更に、子供用にバースデーケーキを用意してくれていたので、さすがにもういらないとは言えず、頑張って完食。
もともと食の細い子供だったのですが、子供はまあまあ食べていました。そして、主人の実家でしばらく時間を過ごして、あまり遅くない時間に帰宅。
子供をお風呂に入れ、のんびりしていると、友人夫婦から電話が。
ちょっと用事があるので、「行ってもいいか?」という電話の内容でした。「どうぞ」と言うと、近くに住んでいた友人夫婦はものの15分もしないうちに我が家へ来ました。
するとその手には、何とバースデーケーキが。これには、私達夫婦の顔はおもいっきりひきつってしまいました。それでも、相手に気付かれないように愛想笑い。いつも可愛がってくれている子供の誕生日を思い出したからとケーキを買ってきてくれたそうです。
「プレゼントは何がいいか分からなかったから」と言うニコニコ顔の友人夫婦を見て思わず、「何でもいいからプレゼントの方がよかった」と思ってしまった私達でした。
それでも、皆の気持ちがとても嬉しく、少しでしたが皆でケーキをいただき、残ったケーキは翌日また家族でいただきました!
りんごさんの体験談について
誕生日と言えばバースデーケーキです。しかし、バースデーケーキを用意する場合、祝う相手のことを考えて用意するべきという教訓のような体験談ですね。
祝う側の立場になった時、誕生日祝いにバースデーケーキを用意するのであれば、その場で皆で食べようとせず、「後で食べて」と誕生日を迎える人に判断を委ねるべきかもしれません。誕生日を祝われる人が、ケーキを食べていなければ、皆で食べようと言うでしょうし、ケーキを既に食べていれば、その場で食べようとしないはずですからね。
誕生日を祝う側からすると、なかなか思いつかない盲点のような体験談です。
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