誕生日体験談その45。45話目の体験談は、女性小林さん(仮名)の誕生日に関する体験談です。
情報サイト誕プレでは、誕生日に関する体験談を様々な人にお聞きし、その体験談を掲載しています。この体験談が、皆さんの誕生日の祝い方のヒントになれば良いと思っています。
以下の内容は、2004年、小林さんが21歳の時のお話です。
留学先のカナダで迎えた21歳の誕生日サプライズパーティー
21歳の誕生日は、留学先のカナダで迎えました。
朝、パソコンを立ち上げると日本の家族や友人からお誕生日おめでとうと書かれた祝福のメールが届いており、一件一件の返信に追われることから始まった一日でした。
当時、語学学校に通っていた私は、誕生日ということもあり、いつもより明るい気持ちで登校しました。すれ違う友人や先生と挨拶をかわし、レッスン開始。
誕生日を迎えた生徒がいた時はレッスンの最初に紹介し、みんなで歌を歌うのですが、わたしは紹介されることなく一日が過ぎていきました。わたしの誕生日を皆知らないのだと思っていたのです。
自分から言うことでもないので、特に気にとめることもありませんでしたが、昨日まで「明日、誕生日だね」と言ってくれていた友人が何も言ってくれないので、ちょっと不思議に感じていました。
夕方、友人と夕食を食べることになっていたので、指定されたレストランへ行くと、突然電気が消えたのです。すると、中から語学学校の先生、友人の「ハッピーバースデー」の声が聞こえてきました。わたしが驚き、言葉を失っていると大きな花束と一人一人のメッセージが書かれている色紙を渡されました。
その後は、わたしの国の食べ物であるお寿司を食べました。
語学学校での滞在期間は人それぞれで、国籍や人種、文化、言葉も異なる方々の集まりであり、ごく短期間しか同じ時を過ごせない友人も多くいましたが、10年以上経った今でも、サプライズパーティーの際の彼らの明るく優しい表情は心に焼き付いています。
小林さんの体験談について
小林さんの体験談のように、語学留学先で誕生日を祝ってもらえるのは、感動的ですね。
語学学校は一般的に、人の出入りが激しいためその誕生日の日のメンバーはその時限りです。そんな仲間達にサプライズで誕生日を祝ってもらえるのは、とても羨ましい限りです。
※その他の体験談をご覧になりたい場合は、体験談のカテゴリーをご覧下さい。